こどもの偏食対策には

偏食をするのはなぜかを考える

味覚が敏感な子どもは、大人よりも偏食の度合いが強く、はっきりとした好き嫌いを持っていることが多くあります。
代表的なものとしては、セロリやピーマンなどの臭いが強めの野菜や、感触が他とはちょっと異なるイカやタコ、苦みのあるゴーヤなどが挙げられます。

偏食は一過性のものもありますが、そのままにしておくと大人になってもその傾向が治らないこともありますし、栄養が偏ってしまうことがあります。
特に、野菜全般が苦手、肉類が食べられないというように、範囲が広い偏食の場合は子どものためにも、早いうちに治してあげることが重要です。
また、学校に入ると給食がありますので、好き嫌いが激しいと子ども自身が嫌な思いをすることになってしまいます。

偏食を克服するにあたっては、まずなぜその食品を嫌がるのかを調べるようにしましょう。
香りが強いからなのか、食感が気持ち悪いのか、見た目やなんとなくのイメージが嫌なのか、それぞれの子どもで好き嫌いをする理由は異なります。
また、中には特定の食品にアレルギー反応を示すため、自然と食べなくなってしまっているケースもあります。

調理の仕方をいろいろ変えてみて試す

こどもの偏食の多くのケースは、味もしくは香りが嫌いという理由によります。
そのため、野菜などの切り方を変えてみる、具体的にはかなり細かく刻んで他の味の濃い食材と混ぜて食べてもらうという工夫ができます。
また、ミキサーなどでペースト状にして、ハンバーグなどに混ぜて慣れさせるという方法を採ることができます。

少しずつ嫌いなものの割合を増やしたり、大きめにカットするようにして、慣れの度合いを高めていくことができます。
一気にやるとすぐに気付いてしまいますので、少しずつ変化させていくのがベストです。

また、心理的な要素も大きいので、周りの人たちがおいしそうに食べているのを見ると、少しずつ偏食が治っていくこともあります。
特に魚介類などは、見た目が気持ち悪いと思ってしまって食べられないこともありますので、頭の部分を落としてあげる、できるだけ形を変えてあげてイメージを変化させるというのも大事な工夫です。

嫌いなものを育ててみる

ナスやピーマンなど、特定の野菜が嫌いと言う子供は多くいます。
調理の仕方を変えてみても克服できない場合は、その野菜を一緒に育ててみるという取り組みをすることもできます。

子どもに限りませんが、自分で育てた野菜というのは余計においしく感じるものです。
時間と手間がかかる方法ではありますが、子どもの将来のために役立つことですので試してみる価値はあるでしょう。
こうした経験を通して偏食がなくなればしめたものです。